こんにちは、もつにこみです。
なんとまだこのツーリングの疲れが抜けきらず、老いを感じている今日この頃。あと家にぬいぐるみが増えすぎて大変です。
それでは3日目スタートです。早朝まで大雨だったようですが、7時ごろには雨も上がり絶好のツーリング日和。

最高のグランドフィナーレを飾るために42号始点の浜松を目指しましょう。
市場、ピンと来ず。
宿の近くにある「勝浦漁港にぎわい市場」が8時から開くとのことで開店凸してみたものの…なんかパッとしない…

古臭い市場の併設食堂のイメージで行ってしまったのがよくなかったみたいで、あからさますぎる観光客商売な雰囲気にちょいと興ざめしてしまい、なにも手を付けずに退散しました。
万が一と思って前日におにぎりを買っておいたので、それで朝飯は済ましましたが、やはり物足りなさはある。昨日居酒屋で食べられなかったイルカが食べてみたいなと調べてみたら、少し南側に戻った「道の駅たいじ」の食堂で刺身が売られているらしい!と向かいましたが、朝はモーニング営業だけのようで、朝から自分の下調べの悪さにややバッド入ったのでした。
昨日は腹パンで食べれなかったイルカを食べに来てみたものの、この時間はモーニングしかやってなかった…またいつか来よう pic.twitter.com/y8HRuVsHrN
— 煮物 (@mo2nkm) April 26, 2026
次の行動を考える
3日目は最終日ということで、最終目的地以外はノープラン。行く先に迷う。
近くに「落合博満野球記念館」があり、ここ最近は世界最強球団借金まみれの中日ドラゴンズ贔屓の私としても訪問したかったが、開館日が結構シブく、この日も閉館日だった。
思い浮かんだ次の一手は「ポケふた」だ。ポケふた…ポケモンマンホールの呼称で、ポケモンのイラストが描かれたマンホールが、全国の様々な自治体に設置されている。
実は、2日目も白浜町と串本町のポケふたを訪問しており、そして那智勝浦町にもある。そのイラストは、なんと「セレビィ」だ。我々の世代なら魅力に感じない人間はいないだろう。

42号からは外れる位置にあったので当初は寄らないつもりだったが、朝早く出たおかげで時間に余裕もあったので向かった。
この選択が旅の運命の別れ道となる…
道の駅や公共施設にあることの多いポケふただが、セレビィのポケふたは「大門坂駐車場」にある。一応の観光案内所と、あとはトイレと自販機があるだけ。なんでこんなところにセレビィ…?と思ったが、観光案内所を見て理解した。この駐車場は世界遺産である熊野古道のひとつ「大門坂」、そしてその先にある「熊野那智大社」の玄関口となる場所だった。そんな神秘的な場所にセレビィというのは、確かに合点がいく。

この一帯に熊野古道があり、熊野那智大社があるという義務教育レベルのことを抑えられていなかったのが恥ずかしすぎる話でしかないのだが、せっかくならば行くしかないだろうということで、更に山を登っていきます。
熊野三山、すげー場所だった
山の上の駐車場にバイクを停め、まずは熊野那智大社にご挨拶。

カレンダー上は平日ということもあってか人はまばら。ゆっくり参拝できました。境内には平重盛のお手植えとされる「楠霊社」があり、胎内くぐりができます。めちゃくちゃ神秘的だった…
さて、もちろん那智の滝にも向かいますが、大社から滝は思いっきり反対側。ちと遠いけどせっかくなので歩きます。滝までの参道は森のなかに作られた石畳の道で、雰囲気が素晴らしい。ただ、古道らしく階段が急なのが身体にキますね… バイクのジャケットを着たまま来てしまったので滝に着く頃には若干汗ばんでしまいましたが、
すげーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!那智の滝マジで高すぎる!!!!!!!!!
セレビィのポケふたに引き寄せられて熊野那智大社と大滝に来たけど、マジで最高。 pic.twitter.com/I6n1yseA7u
— 煮物 (@mo2nkm) April 27, 2026
(※大社や滝で撮った写真が縦写真だらけで、すべて貼り付けると見にくくなるのでツイ貼り付けでお届け)
着いた頃には霧だらけだったのもすっかりクリアになり、景色も最高。マジで滝から幸せになれる脳波とか出てるんじゃない?そんな風にまで思えてしまうような、大変スピリチュアルな場所でした。思いつきで来てよかった~~~セレビィありがと~~~~

大社から離れようと思ったタイミングで10時半。そういえば、イルカ売ってる道の駅の昼営業が11時からだったはず。もっかい戻るか…?
イルカ、美味かった。
山を下り、再度42号を南下して「道の駅たいじ」へ。ちょうど昼営業開始タイミングで到着したので、早速「イルカの刺身」と「鯨の赤身と皮の刺身」、あとはご飯とお味噌汁を注文して早めのお昼としました。

食レポ?大の苦手です。美味いもんは美味いとしか言えないし、この世にまずいものはよっぽどない。
ということで(?)イルカ、美味しかったです。歯ごたえがちょっとコリコリして好きな触感。臭みもなく、ごく一般的なお造りのなかに入っていたとしても自然な感じの味でした。対して鯨も、昔に小学校の給食で食べた唐揚げのものに比べれば臭みはなく、普通に美味しく食べられましたが、どことなく「あ~鯨ってこんな感じだったよな~」とややクセのある味わいでした。フードロス、無くしていきましょう。(食レポ終わり)
食堂内の貼り紙を見ていると、すぐ近くにある町営の「太地フィールドカヤック」という場所でイルカが見れるという。カヤックではなく桟橋からであれば無料ということで寄ってみました。
イルカちゃ〜ん pic.twitter.com/JMVMG6RiOZ
— 煮物 (@mo2nkm) April 27, 2026
イルカちゃんを美味しくいただき、癒されもしたところで(最悪)、いい加減和歌山を離れましょう。そろそろ12時回りそうです。三重まで30分もかからない場所に泊まってたのに、午前中ずっと和歌山にいたのマジ?

誤った選択
ポケふたで行動を開始した3日目、せっかくなのでこの後も巡っていこうと考えたが、この先に待ち構えるのはポケふた魔境であるところの三重県。どういうことかは以下のマップをご覧いただきたい。

これまでいた和歌山県のポケふたは5個であるのに対し、なんと三重県には24個のポケふたがある。三重県は「みえ応援ポケモン」としてミジュマルが選ばれており、ミジュマル、もしくはミジュマル+地域に関連するポケモンとのポケふたが多く用意されているのだ。ではなぜミジュマルかというのは…「三重」が「みじゅう」とも読めることからだそうだ。結構しょうもない。
ちなみに呼び方は異なるものの、この専属ポケモン制度は他の県もあり、鳥取はサンド、岩手はイシツブテ。割り当て理由は語るまでもないだろう。
話がそれてしまったが、これをすべて巡っていてはキリがない。42号から反れて15分以上かかるところにはいかないという制約を設けて三重県へと向かった。
お昼を食べた「道の駅たいじ」から42号を北上して30分ほど、三重県との県境にかかる「新熊野大橋」に突入。この橋の横には旧橋である「熊野大橋」があり、よくある歩道化ではなく一方通行ではあるものの車道として残存しているのが珍しい…のだが、つい先日この熊野大橋の撤去が発表されていた。
通りかかったときに「あの橋だ!」と思い出したので寄ってみた。


古典的で何スパンも続くトラス橋はやっぱりカッコいいですね。これがこの地に90年もあったんですから驚きです。皆さん、撤去前にぜひとも見に行ってください。
で、三重県は紀宝町にやってきたわけですが、この地にもポケふたがあります。このあと紀宝町→御浜町→熊野市と続きますが、この間隔がかなり短い。



バイクは機動性こそ良いですが、乗り降りはヘルメットやグローブの脱着があり、場合によってはジャケットを脱ぐ手間もいる、オマケに私はメガネもあるので頻繁な乗り降りには弱いのです。そしてせっかく降りたのならばと、手短ながらもいろいろ見たり買ったりするので時間も使います。このあたりは見晴らしが良いのが気分的には良かったですね。
あ、熊野市向かう途中にある七里御浜で鯉のぼりがあがっててめっちゃキレイで、ここもつい寄ってしまった。

そんなこんなで寄り道に時間を使いまくって14:40頃に到達した三重県4ポイント目の尾鷲市のポケふたで気づきました。
えー、このツーリングの目的(42号走破)の予定が、破綻しました。(鳥羽港最終便が17:40発) pic.twitter.com/m2hqpQwFGD
— 煮物 (@mo2nkm) April 27, 2026
☆走☆破☆断☆念☆
ちなみに謎の経由地が指定されていますが、42号は海沿いを進むのではなく紀北町から内陸を進み、松坂市内で23号と合流、以降伊勢付近まで23号と共用というルートです。この経由地はその23号との交点付近を指しており、フェリーターミナルまでの経路としては遠回りとなるものの走破が目的なのであれば経由する必要がある。
私に残された選択肢は以下3つ
①42号ルートに拘らず、最短でフェリーターミナルに向かい、始点を目指す。
②42号ルート通りにフェリーターミナルまでは行ってみる。
③42号単独区間の区切りである松坂で諦める。
…選んだのは③でした。情けない。恥ずかしい。バカ。アホ。まぬけ。おたんこなす。
ポケモンにかまけてしまった結果、本来の目的を見失ってしまっていた。
諦めると決まってしまえば
一応、以前やった国道23号一周ツーリングで松坂以東は走っているので、松坂まで走ってしまえば未踏区間はなくなるという言い訳を考えながら、この先はダラダラと進むことにした。
しつこいようだが、この先もポケふたはたくさんあるので紀北町→大紀町→大台町(ここだけ場所変過ぎない?)→多気町→玉城町のポケふたに寄りながら、無事に松坂まで到着した。
和歌山市内からほぼずっと国道42号を走り続けて松坂市に到着!!単独区間一旦終了!!!!
— 煮物 (@mo2nkm) April 27, 2026
ホントは渥美半島まで一発走破したかったけど、フェリーに間に合わず、まぁ前に国道23号一周したときに走ってる区間だし…でパス。
ようやく帰り道だー🙌 pic.twitter.com/23NDBIke3k
このあとは23号北上し帰路に就きます。途中で寄れる松坂市→津市(なんで津がミジュマル単独?)も訪れましたが、流石に暗くなったのでポケふた巡りもここで区切りとして、夕飯のラーメンを食べてフィニッシュとしました。

終わりに
四国横断という当初の目標からやらかしで縮小、そしてその縮小計画もタイムスケジュールの管理不足で未達というカスのようなオチとなりましたが、旅自体は非常に楽しく、たくさんの新たな発見があったのはいい収穫でした。また和歌山行きたいな。
バイクの最大の敵である天気も、予報を要注意しながら向かったおかげで最小限のダメージで済ませられたのは我ながらナイス。
ポケふたについてもせっかくなので今後も出かける理由づけにしていきたい。結構ポケふたから得られることも多かったし、熊野なんかはポケふたのおかげで充実した観光になった。最近石川に追加された子たちが可愛い子ちゃん揃いなので行きたい。
紀伊半島ほぼ一周から無事帰宅
— 煮物 (@mo2nkm) April 27, 2026
走行864kmほど、ガソリン代はトータル2000円ちょいでした👌 pic.twitter.com/NdKG45YxGy
原付旅、いろいろな制約はありますが、高速やバイパスに乗らず下道をトコトコ走りながら移り変わる景色を楽しむのも旅らしさがありますし、なによりもリーズナブルなのが最大のメリット。皆さん、是非ともいかがでしょうか。
それでは。